• "附帯決議"(/)
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  1. 伊佐市議会 2015-09-29
    平成27年第3回定例会(第6日目) 本文 2015年09月29日開催


    取得元: 伊佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-28
    2015年09月29日:平成27年第3回定例会(第6日目) 本文 ▼最初のヒット発言へ(全 0 箇所)                △開  議△(9時58分) ◯議長(丸田 和時議員)  これから本日の会議を開きます。  日程第1「議案第61号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第5号)」から、日程第7「請願第5号 国に「平和安全法制関連法案」を廃案にするよう求める意見書をあげていただくよう要請する請願書」まで、以上、議案6件、請願1件を議題とします。  この案件は総務産業委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。  久保 教仁委員長◯総務産業委員長(久保 教仁議員)   登  壇  おはようございます。  総務産業委員会審査報告をいたします。当委員会が付託を受けた案件は、議案6件と請願1件であります。去る9月10日に委員会を開催し、審査を行いました。その経過と結果について報告いたします。  まず、「議案第61号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第5号)」のうち建設課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「災害復旧費工事請負費1,000万円、これだけで十分か」と質され、「今回の補正は豪雨災害分である。台風災害については、今会期中に追加でお願いする」との説明でした。  また、「橋梁新設改良費財源組み替え」について質され、「この財源組み替えは、国から社会資本整備交付金割り当て額が少なかったことにより、不足する財源を起債で賄うもの」との説明でした。  次に、農政課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「負担金補助及び交付金の飼料作物確保対策事業で3,982万2,000円を受ける株式会社やまびこの郷とはどのような会社なのか」と質され、「菱刈の東市山地区集落営農組織として活動していた。これが法人化されたものである」との説明でした。  次に、地域総務課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「委託料の18万7,000円、備品購入費4万8,000円について」質され、「湯之尾、川北、宇都自治会むらづくり整備事業により、無線放送施設を設置した。市の放送を受信する戸別受信機、アンテナを湯之尾校区集会施設に設置する措置である」との説明でした。  次に、伊佐PR課について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「観光費の報償費5万8,000円は、曽木の滝周辺整備計画策定検討会報償だということだが、具体的にはどのような事業か」と質され、「県の魅力ある観光地づくり事業に曽木の滝周辺整備が採択された。検討会の民間人数人の報償費である」との説明でした。  次に、会計課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、報告すべき質疑はありませんでした。
     次に、財政課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「市債の臨時財政対策債を8,600万円増額し、5億2,800万円になるが」と質され、「伊佐市は現在137億円の負債がある。このうち4割程度が臨時財政対策債である。この分は将来にわたって国が面倒を見てくれる」との説明でした。  次に、企画政策課所管について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「開発振興費の旅費16万3,000円の補正について」質され、「企業誘致に関する旅費は、当初、58万6,000円組んでいた。今回の補正は、企業誘致担当職員を各ふるさと会に出会させ、情報収集と発信をするための補正である」との説明でした。  また、「旧大口南中工事請負費1,000万円について、学校時代にもあったものを、今、1,000万円かけて防火扉が必要なのか」と質され、「防火扉は現在も各階に存在しているが、これは中学生という一つの集団対応である。今回、多世代の交流スペースとして、子育て支援センターを初め、いろんな方々が来られる。これに対応するためには、防火扉の安全性を高めることが必要であると県から指摘を受け、改修の補正を組んだ」との説明でした。  以上で質疑を終わり、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第61号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第5号)」のうち、当委員会所管部分については、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第65号 平成27年度伊佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「修繕料37万3,000円は、どの集落排水で、どのような修繕を行うのか」と質され、「どこのどのような修繕をというのではなく、今後発生するであろう修繕に対応できるようにした。この歳入は前年度繰越金であり、歳計剰余金である」との説明でした。  以上で質疑を終わり、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第65号 平成27年度伊佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第66号 平成27年度伊佐市水道事業会計補正予算(第1号)」について報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「過年度未収金が271万6,790円、過年度貸倒引当金が27万1,407円ということだが、徴収率は」と質され、「26年度の徴収率は98.3%である」との説明でした。  質疑が終わり、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、「議案第66号 平成27年度伊佐市水道事業会計補正予算(第1号)」は、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第67号 伊佐市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑はなく、討論もありませんでした。採決の結果、「議案第67号 伊佐市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第69号 伊佐市税条例等の一部を改正する条例の制定について」報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、報告すべき質疑はなく、討論もありませんでした。採決の結果、「議案第69号 伊佐市税条例等の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「議案第71号 平成26年度伊佐市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」報告いたします。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑はなく、討論もありませんでした。採決の結果、「議案第71号 平成26年度伊佐市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」は、原案のとおり全会一致で可決すべきものと決しました。  次に、「請願第5号 国に「平和安全法制関連法案」を廃案にするよう求める意見書をあげていただくよう要請する請願書」について、報告いたします。  この請願は、鹿児島市の憲法を守る鹿児島県民協働センター園山一則氏が、紹介議員畑中香子議員の紹介のもと提出されたものです。審査に当たり、紹介議員畑中香子議員に参考人として出席を求め、請願の趣旨説明をしていただき、質疑に入りました。  主な質疑として「国会のことはわからないので、安全保障関連法制の個別に名称を」と質され、「自衛隊法PKO協力法周辺事態法事態対処法など10本の改定案がある。周辺事態法国際平和支援法案では、自衛隊がアメリカ後方支援を行うようになる。PKO法案の改定で治安維持活動に参加するようになるなど、新聞報道で勉強してきている。全ての法案名は挙げられないが、この法案は問題だと私は思っている」との答弁でした。  また、「国際平和支援法案の実施に当たっては、国連決議、例外なき国会承認を求めている。自衛隊は国会決議国連決議に基づいてやっと動ける。しかも、非戦闘地域と明確になっているが」と質され、「イラク特措法テロ特措法は活動の期間を通じて戦争行為が行われないと認められる地域に派遣された。今回の法案では、現に戦闘行為が行われていない現場では実施しないとなった。期間を通じて戦闘が行われない地域ではなく、現にそこで戦闘がなければ派遣すると拡大解釈している」との答弁でした。  また、「北朝鮮が弾道ミサイルを300~400保有していること、日本列島を飛び越え、三陸沖に着弾した北朝鮮の弾道ミサイル、9・11テロ、中国による尖閣問題など、国際的な安全保障の変化もあるが」と質され、「中国に関しては、政府答弁でも脅威ではないと言っている。北朝鮮に関しても、どこかの国にミサイルを撃ち込むようなことはしないだろうということが、国際的な常識であると学者が言っている。私もそう思う」との答弁でした。  質疑が終わり、討議に入りましたが、討議はなく、引き続き討論に入りましたが、討論もありませんでした。起立採決の結果、起立少数と認め、「請願第5号」については不採択すべきものと決しました。  以上で総務産業委員会の審査の経過と結果について、報告を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  ただいま総務産業委員長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  質疑なしと認めます。  質疑を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから討論、採決を行いますが、「議案第61号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第5号))」については、各常任委員会に分割付託してありますので、各常任委員会の報告を聞いた後、討論、採決を行います。それまで討論、採決を一時保留します。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第65号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第65号 平成27年度伊佐市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立多数です。  したがって、「議案第65号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第66号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第66号 平成27年度伊佐市水道事業会計補正予算(第1号)」、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立多数です。  したがって、「議案第66号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第67号」について討論を行います。  本案については、反対者の討論の発言通告がありますので、9番 畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯9番(畑中 香子議員)   登  壇  「議案第67号」に対して反対の立場で討論に参加いたします。  本議案は、マイナンバー制度導入に伴い、特定個人情報等にかかわる規定を変えるものです。マイナンバー制度の問題点については、マイナンバー制度は国民ひとりひとりに特定の番号を付番し、一つの番号で容易に国民ひとりひとりの個人情報を結びつけて活用する制度です。このことは、それを利用する側にとっては極めて有効なツールであるということですが、それはひとりひとりの個人情報が容易に名寄せ、集積されるということであり、一たび流出したり悪用されたりすれば、甚大なプライバシー侵害やなりすましなどの犯罪等の危険性を飛躍的に高めることにもなります。  10月から通知カードが市から送られてくるということですが、今後、市民は、赤ちゃんから高齢者まで、送られてきた通知カードに書いてある番号を紛失したり盗まれたりすることがないよう、保管することを強いられるようになります。  さらに、来年1月からは、源泉徴収票健康保険の非扶養義務者届などに、マイナンバーを記載することが義務付けられます。労働者は雇い主がかわれば、そのたびにマイナンバーを事業主に示さなければなりません。多くの企業や個人にみずからの番号が知られることになります。事業主は、従業員や扶養家族マイナンバーを収集し、番号の保管、情報漏えいの防止などを行わなければなりません。零細事業主にとっては大きな負担となります。  また、当局の説明では、個人情報は、今後も分散管理され、役所間のやりとりにはマイナンバーは使わず別の符号を用いるため、マイナンバーが流出しても個人の情報が芋づる式に手繰られることはないとのことですが、人間がつくり、運用するシステムを利用する以上、100%大丈夫、安全ということはあり得ません。  番号カードの紛失、盗難に遭ったときには、コールセンターが対応するということですが、めったに使わないカードは、そもそも紛失したことにも気づかないことも大いにあります。知らないうちに誰かが自分になりすまし、犯罪に悪用される心配があります。共通番号はそもそも漏れることを大前提にして、マイナンバー定期的変更を認めること、漏えいに対する責任の所在をあらかじめ明確にしておくことなど、被害を最小限にとどめるための措置を講じておくべきです。  共通番号を既に導入しているアメリカでは、2006年から2008年の間になりすまし犯罪被害は1,170万件も発生し、被害総額は2兆円に上るため、国防総省が共通番号の使用を見直す方向に進んでいるそうです。実際、日本でも、住基カードによる不正取得、偽造、なりすまし犯罪が2009年から2012年の間の4年間で226件発生しています。住基カードの取得率はわずか5%程度であるにもかかわらず、なりすまし事件が多発しているわけですから、今後はなりすまし犯罪が激増するおそれがあります。  また、この制度は、さまざまな危険性への対処を意識して複雑なシステム設計を行ったため、巨額なコストがかかるシステムとなっています。住民に対してのメリットはほとんどないものに対して、新たな国民負担が求め続けられるというものです。  以上の理由から、マイナンバー制度に反対であるため、本議案に対して反対するものです。 ◯議長(丸田 和時議員)  今、執行部から、マイナンバーが市から送られるということでありますが、国の機関のほうから送られるということでありますということですから、お知らせしておきます。(「委託したところ。」と呼ぶ者あり)委託したところ。委託した機関からということです。(「はい。国が業者に委託して、そこから送られる。」と呼ぶ者あり)  以上で、9番 畑中 香子議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。  3番 山下 和義議員の討論を許可します。  山下 和義議員。 ◯3番(山下 和義議員)   登  壇  「議案第67号 伊佐市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」、賛成の立場で討論に参加したいと思います。  今回のこの条例の制定については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、必要な措置が講じられております。  この法律の施行は10月でございます。この法律の施行そのものを反対とか賛成とかじゃなくて、私どもは、これは市としてもやらなければいけないということで、これは国会で決まった法律でございます。それを一自治体がやる、やらないということは言えないと私は思っています。そういうことで、これがある限りは法律が施行されますので、それに伴ういろいろな条例の制定、改正は必要であると思っております。  以上、この条例については賛成いたします。 ◯議長(丸田 和時議員)  以上で、3番 山下 和義議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。  質疑を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。
     本案は起立により採決します。  「議案第67号 伊佐市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立多数です。  したがって、「議案第67号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第69号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  「議案第69号 伊佐市税条例等の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第69号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第71号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  「議案第71号 平成26年度伊佐市水道事業会計処分利益剰余金の処分について」、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第71号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「請願第5号」について討論を行います。  本案については、反対者の討論の発言通告がありますので、5番 緒方 重則議員の発言を許可します。  緒方 重則議員。 ◯5番(緒方 重則議員)  「請願第5号 国に「平和安全法制関連法案」を廃案にするよう求める意見書をあげていただくよう要請する請願書」について、反対の立場で討論を行います。  この案件は、9月16日に自由民主党、公明党、日本を元気にする会、次世代の党及び新党改革の5党により平和安全法制についての合意書が合意され、同月17日、参議院「我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」において、同合意書の内容が附帯決議として議決された上で、同月19日、参議院本会議において可決、成立いたしました。そのため、この段階で意見書を上げても法案が廃案になることはありません。  したがって、この請願は不採択とせざるを得ないものとして、採択に反対するものであります。 ◯議長(丸田 和時議員)  以上で、5番 緒方 重則議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「請願第5号 国に「平和安全法制関連法案」を廃案にするよう求める意見書をあげていただくよう要請する請願書」、本案に対する委員長の報告は「不採択」であります。  したがって、原案について採決します。  「請願第5号」を採択とすることに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立少数です。  したがって、「請願第5号」は委員長の報告のとおり不採択とすることに決定しました。 ◯議長(丸田 和時議員)  日程第8「議案第62号 平成27年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」から、日程第11「議案第70号 伊佐市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」まで、以上、議案4件を議題とします。  以上の案件は、文教厚生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。  山下 和義委員長。 ◯文教厚生委員長(山下 和義議員)   登  壇  おはようございます。  文教厚生委員会審査報告をいたします。当委員会が付託を受けた案件は、議案5件、陳情1件であります。去る9月9日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その経過と結果について報告します。  「議案第61号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第5号)」について報告します。  まず、教育委員会総務課所管について報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「閉校した中学校のどの遊具をどこの学校に移されるのか」と質され、「鉄棒を主に東小と、あと2校程度に移設しようと考えている」との説明です。  次に、「修繕料20万円でのふれあいセンターのエレベーターの補修についてと全体の補修状況について」質され、「ふれあいセンターは9月いっぱいの予定で、1階、3階の空調を整備しており、空調関係は終わりになる。管内全体補修はほぼ対処はできている。今後はアトリウムのブラインドの補修と電灯のLED化を視野に入れているとのことでした。今回、20万円でするエレベーターの補修は、今の伊佐PR課のところにある3号機です」との説明です。  次に、学校教育課所管について報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「伊佐地区特別支援教育研究会の負担金について」質され、「山野小学校と羽月小学校で1校当たり2,000円、学級の担任の先生1人500円」という説明です。  次に、「小学校費の扶助費の対象人数等について」質され、「扶助費は修学旅行費で、1人当たり1万4,000円、補助授業補助費が1人分、単独事業扶助費が4人分の追加です」との説明です。  済みません、先ほど「補助授業補助費」と言いましたが、「補助授業扶助費」の誤りです。訂正いたします。  次に、社会教育課所管について報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「文化財の管理費の150万円の増額について」質され、「市の保存会の方にまず補助金をお渡しし、保存会に申請していただいて、確実に事業を行っていただいた団体に保存会から補助するという仕組みです。事業費の2分の1の補助で最高限度額は10万円です」との説明です。  次に、文化スポーツ課所管について報告します。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。  次に、学校給食センター所管について報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「食器洗浄機の床が剥げた原因について」質され、「コンテナの荷重により床に傷ができ、そこから水が浸入し広がったため、補修するものです」との説明です。  次に、環境政策課所管について報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「リサイクルプラザの舗装に亀裂が入ったところを補修するとのことですが、公害に関係するような部分ではないのか」と質され、「補修場所はカレット置き場で、リサイクルプラザの南側の建物の部分ですので、公害に関係するような部分ではありません。そこの地盤が弱いので沈下していくようですので、もう一回舗装を剥いで、防水の舗装のやり直しを行います」との説明です。  次に、「布計鉱山から流れてくる構内水に含まれる砂成分は、主砂の分析はしたことがあるか」と質され、「特に有害物質は含まれておりませんけれども、香りの成分があるということを確認しております」との説明です。  次に、健康長寿課所管を報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「高熊荘の現況は」と質され、「昨年から牛尾コミュニティ協議会にお願いして運営している。現在のところ、昨年と比べて利用者も増えている状況である。温泉のほうは自然現象で、自然に温泉が湧き出ている状態である」との説明です。  「予防費の役務費の増額は、この前の請願書に対しての対応ということですが、具体的に」と質され、「6月議会で一部採択されました請願書の2項目について、姶良保健所と協議をし、市内の飲食店等に対しまして、まずアンケート調査を実施することになりましたので、その予算を計上しています。また、公共施設とか自治会についても、自治会長を通じて受動喫煙の防止に対して周知を図る文書も送付する」との説明です。  次に、市民課所管を報告します。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑はありませんでした。  次に、こども課所管を報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「保育士の育児相談にかかる費用」について質され、「健診の中で、育児相談という事業がある。保育士さんをお願いして保育をしてもらったときの手当を個人に払うのではなく、保育園のほうに払うということで費目を変換した」という説明です。  次に、「扶助費のステップ以外に広がったというのを具体的に」と質され、「これまで発達支援が必要な小学校以上に通う子どもたちというのは、受け入れはステップで行っています。しかし、ステップに通うには出水養護学校に通学しているということが条件になっており、たんぽぽで就学前まで指導してもらった子どもたちが、出水養護学校以外の地区の小学校に入ると、それぞれ13の放課後児童クラブに通うことになっていましたが、ともができたことで、地区の小学校に就学した子どもたちが、地区の放課後児童クラブに行くのか、あるいはともに行くのか選択肢が広がったということです」という説明です。  また、「放課後デイサービスの民間事業所の開設に伴い扶助費を増加してあるが、行政のほうから開設を依頼されたのか、あるいは自発的に開設されたのか」と質され、「たんぽぽに通う子どもたちの卒業後の受け入れ先がなくて困っていたというのが現状で、ともは自発的に開園されました」という説明です。  以上で質疑を終わり、討論に入り、反対討論がありましたので、会議録原文をそのまま報告します。「今回の補正予算は、マイナンバー制度施行に伴う予算を含むものですから、私はこのマイナンバー制度施行に反対ですので、この予算に反対をしたいと思います」という反対討論がありました。  討論が終わり、起立採決の結果、起立多数で「議案第61号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第5号)」のうち、当委員会所管分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に「議案第62号 平成27年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」について報告します。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑がなく、また討論もなく、「議案第62号 平成27年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に「議案第63号 平成27年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」について報告します。  課長の説明の後、質疑に入りました。質疑はなく、また討論もなく、「議案第63号 平成27年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。
     次に「議案第64号 平成27年度伊佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について報告します。  課長の説明の後、質疑に入りましたが、質疑はなく、また討論もなく、「議案第64号 平成27年度伊佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」は、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に「議案第70号 伊佐市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」報告します。  課長の説明の後、質疑に入り、主な質疑として「個人番号カードは一般的に必要なのかどうか」と質され、「通知カードは国民ひとりひとりに番号が付されることの通知になる。個人番号カードについては、いろんな税の負担、社会保障の給付の平等性、それを考えてこういう国の制度が始まるわけですから、趣旨を御理解いただいて、個人番号カードの交付を受けていただくようお願いします」という説明です。  以上で質疑を終わり、討論に入り、反対討論がありましたので、会議録原文をそのまま報告します。「手数料条例の改正の議案ではあるんですけれども、今、問題になっているマイナンバー法に付随する条例改正ですので、私はこのナンバー法について、反対の考えを持っているので、この条例改正案に反対をしたいと思います。マイナンバー法については、本当に国民は大きな関心を持っていて、メリットがあるのかないのかに始まって、その個人情報の管理の問題、中小企業の準備の問題、後々社会問題になるだろうというふうに言われておりまして、私はともかく拙速な施行はやめるべきだと、危険性があるというふうに思っておりますので、この条例改正案にも反対しておきたいと思います」というものでありました。  討論を終わり、起立採決の結果、起立少数で、「議案第70号 伊佐市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」は、否決すべきものと決しました。  「陳情第8号 子ども医療費無料化を求める陳情」は、議長に継続審査を申し入れております。  以上で、文教厚生委員会の審査の経過と結果について報告を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  ただいま文教厚生委員長の報告が終わりました。  これから質疑を行います。  ただいまの委員長報告に対し、質疑はありませんか。  7番 前田 和文議員の質疑を許可します。  前田 和文議員。 ◯7番(前田 和文議員)  「議案第70号」を否決すべきものという付託議案の結果ですが、「議案第61号」の一般会計補正予算は起立多数で、これを採択すべきものと、原案可決ということに至っております。この「第70号」と「第61号」の整合性といったものに対する委員会の中の討論とか意見とかというのは出なかったのでしょうか。 ◯議長(丸田 和時議員)  山下 和義文教厚生委員長。 ◯文教厚生委員長(山下 和義議員)  それの矛盾についての議論、討論はありませんでした。 ◯7番(前田 和文議員)  委員長はこの報告をされるときに、この矛盾点について、私見でよろしいですから、どういうふうにお考えでしょうか。 ◯文教厚生委員長(山下 和義議員)  ここは議会ですので、私の私見を申し上げるべきところではないと考えております。  以上です。 ◯7番(前田 和文議員)  結構です。 ◯議長(丸田 和時議員)  以上で7番 前田 和文議員の質疑を終わります。  ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  御発言がありませんので、質疑を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第62号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第62号 平成27年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立多数です。  したがって、「議案第62号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第63号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第63号 平成27年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立多数です。  したがって、「議案第63号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第64号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第64号 平成27年度伊佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」、本案に対する委員長の報告は「原案可決」であります。  委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立多数です。  したがって、「議案第64号」は委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第70号」について討論を行います。  本案については、反対者の討論の発言通告がありますので、9番 畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯9番(畑中 香子議員)   登  壇  「議案第70号」に対して、反対の立場で討論に参加いたします。  本条例案は、マイナンバー制度の導入に伴い、通知カード及び個人番号カードの再交付に係る手数料を新設するものです。  まず、マイナンバー制度に対する反対意見は、「議案第67号」で述べたとおりです。  また、本条例案の対象となる個人カードには、写真付き身分証明、ICチップ電子認証証明の機能、ICチップ内の空き容量域を活用した行政サービスの提供など、個人番号カードの多機能強化の機能があるということです。今後さまざまな手続の際に、個人番号の記入が求められることになるので、全ての国民は通知カードや個人番号カードの保管や携帯に気を配らなければなりません。とりわけ、高齢者や障がい者にとっては管理が難しく、プライバシー保護に取り組む市民団体や弁護士らは個人番号カードを申請しないよう呼びかけているくらいです。最低限、個人番号カードの発行については義務ではないことをはっきりと広く周知しておくべきだと考えます。  以上、「議案第70号」に対する反対討論とします。 ◯議長(丸田 和時議員)  以上で9番 畑中 香子議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。  3番 山下 和義議員の討論を許可します。賛成でいいんですね。 ◯3番(山下 和義議員)   登  壇  賛成討論です。  先ほどは委員長として報告をいたしましたけれども、私はこの「議案第70号 伊佐市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」、賛成の立場で討論に参加いたします。  行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、本年10月5日に国民ひとりひとりに個人番号が付番され、世帯ごとに通知カードが郵送されます。また、来年1月1日からは、本人からの申請により顔写真付きの個人番号カードが交付されます。今、免許証とかそういうので免許証返納者等もあり、高齢者等は自分を証明するためのいろいろなものがない状況が見えつつあります。そのためには、この個人番号カードが必要になってくるというようになると思います。そのような観点からも、私はこの条例に賛成するものであります。  まして、今回のこれは、あくまでも法律の施行はもう国の機関としてされます。されるものに対して手数料を改正する、それも再交付のための手数料条例であります。まず、最初の部分については、全部国が面倒を見て、そして、今度は国庫補助外となったときに初めて手数料をいただくというものでございますので、私はこの条例案には賛成したいと思います。
    ◯議長(丸田 和時議員)  以上で3番 山下 和義議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第70号 伊佐市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」、本案に対する委員長の報告は「否決」であります。  したがって、原案に対して採決します。  「議案第70号」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立多数です。  したがって、「議案第70号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  ここで、先ほど来、討論、採決を一時保留しておりました「議案第61号」について討論を行います。  本案については、反対者の討論の発言通告がありますので、9番 畑中 香子議員の発言を許可します。  畑中 香子議員。 ◯9番(畑中 香子議員)   登  壇  「議案第61号」に対して、反対の立場で討論に参加いたします。  本議案は、マイナンバー制度導入に係る経費の計上を含むものであり、マイナンバー制度導入に反対するため、本議案に反対するものです。  マイナンバー制度の問題点については、「議案第67号」「第70号」の反対討論で述べたとおりです。国民のプライバシーを侵害し、中小企業に大きな負担と困難を広げ、住民にとってほとんど利益のないマイナンバー制度は、中止をしても住民に何ら支障はありません。国に対しても、マイナンバー制度の中止を求めるべきだと考えます。莫大な費用や手間をかけてわざわざ国民のプライバシーを重大な危険にさらす共通番号を導入するよりも、現在使っているシステムを利用しながら、税と社会保障の分野での業務の効率化、適正化を図り、住民の利便性を高めるために知恵と労力を使うべきだと考えます。  以上、「議案第61号」に反対するものとします。 ◯議長(丸田 和時議員)  以上で9番 畑中 香子議員の討論を終わります。  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  御発言がありませんので、討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第61号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第5号)」、本案に対する各常任委員長の報告は「原案可決」であります。  各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立多数です。  したがって、「議案第61号」は各常任委員長の報告のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  日程第12「議案第72号 平成26年度伊佐市一般会計歳入歳出決算認定について」から、日程第19「議案第79号 平成26年度伊佐市水道事業会計決算認定について」まで、以上、議案8件を議題とします。  これから、議案に対する総括質疑を行います。  ただいまのところ発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。  総括質疑を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  ただいま議題となっております「議案第73号」から「議案第79号」まで、以上、議案7件については、お手元に配付してあります追加議案付託区分表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に閉会中の継続審査として付託したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  異議なしと認めます。  したがって、以上の案件は、閉会中の継続審査として所管の常任委員会に付託することに決定しました。 ◯議長(丸田 和時議員)  「議案第72号」については、委員会付託を一時保留します。 ◯議長(丸田 和時議員)  日程第20「平成26年度一般会計決算審査特別委員会の設置及び委員の選任について」を議題とします。  お諮りします。  「議案第72号」については、8人の委員で構成する平成26年度一般会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにしたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  異議なしと認めます。  したがって、「議案第72号」については、8人の委員で構成する平成26年度一般会計決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決定しました。 ◯議長(丸田 和時議員)  次に、委員の選任を行います。  ただいま設置されました特別委員会の委員選任については、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、議長が指名します。  総務産業委員会から森山 良和議員、今村 謙作議員、前田 和文議員、沖田 義一議員、文教厚生員会から森田 幸一議員、畑中 香子議員、柿木原 榮一議員、市来 弘行議員、以上8人の議員を平成26年度一般会計決算審査特別委員会の委員に指名します。 ◯議長(丸田 和時議員)  ここで、休憩中に特別委員会の正副委員長を決めていただくため、特別委員会を開催したいと思います。委員の方は直ちに委員会室にお集まりください。  ここでしばらく休憩します。                △休  憩△(10時55分)                △再  開△(11時19分) ◯議長(丸田 和時議員)  休憩前に引き続き会議を開きます。 ◯議長(丸田 和時議員)  先ほどの休憩中に、特別委員会が開かれ、正副委員長が互選されましたのでお知らせいたします。  平成26年度一般会計決算審査特別委員会委員長に市来 弘行議員、副委員長に森山 良和議員が選出されておりますのでお知らせします。 ◯議長(丸田 和時議員)  日程第21「議案第80号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第6号)」を議題とします。  市長の提案理由の説明を求めます。  市長 隈元 新君。 ◯市長(隈元 新君)   登  壇  追加提案いたしました「議案第80号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第6号)」について、提案理由を説明申し上げます。  今回の補正は、台風15号により発生した災害の復旧に要する費用を措置したものであります。  補正の主な内容について、歳出から順次説明申し上げます。  総務費につきましては、交通安全施設の修繕に要する経費を措置し、民生費につきましては、福祉施設の修繕に要する経費を措置しております。衛生費につきましては、台風により発生したごみ処理に要する経費を措置しております。農林水産業費につきましては、自治会等が共同で実施した災害復旧作業に対する補助に要する経費を措置しております。商工費につきましては、公園内の倒木処理等に要する経費を措置し、土木費につきましては、市道等の倒木等に要する経費を措置しております。消防費につきましては、消防詰所の修繕に要する経費を措置し、教育費につきましては、小中学校施設、社会教育施設及び体育施設の修繕に要する経費を措置しております。災害復旧費につきましては、道路及び河川の復旧に要する経費を措置しております。  以上、歳出について説明いたしましたが、これらの財源につきましては、繰入金をもって充当しております。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7,272万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ179億2,799万円とするものであります。  以上、議案1件についての説明を終わりますが、詳細につきましては財政課長に説明させます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ◯財政課長(有薗 良介君)  それでは、補正予算(第6号)について説明いたします。  お手元に予算書と、それからA4、1枚紙の説明資料を御準備いただきたいと思います。  まず、予算書の10ページをお開きください。  款番号2総務費であります。目番号7市有林管理費におきましては、委託料に森林の被害調査費として180万円、目番号15交通安全対策費では、工事請負費に道路の防護柵、ロードミラーの交通安全施設の修繕費として501万2,000円を措置いたしております。  次に、款番号3民生費であります。目番号3知的障がい者福祉費では、需用費に心身障がい者福祉センターの修繕料として20万1,000円、目番号5遺家族等援護費では、委託料に大口慰霊塔の倒木処理費として16万円措置いたしております。  次に、11ページです。款番号4衛生費です。目番号2塵芥処理費では、台風被害による倒木や建材、瓦、粗大ごみなどを、市民の方々や依頼を受けた事業所が処理施設へ持ち込んだ場合の施設使用料を市が負担するということから、役務費に5,200万円措置しております。対象施設は未来館、三宝保全、前田産業となっております。  次に、款番号6農林水産業費です。目番号3農業振興費では、台風被害の災害復旧作業に対する自治会等の共同作業に対しまして、むらづくり整備事業で対応するとして2,500万円措置しております。目番号3林道費では、役務費に林道の倒木処理に対する作業員派遣として900万円措置いたしております。  次に、12ページです。款番号7商工費であります。目番号4公園管理費では、委託料に忠元公園などの公園内倒木処理費として450万円、工事請負費に十曽青少年旅行村旧管理棟の解体費として512万6,000円を措置いたしました。  次に、款番号8土木費であります。目番号2道路維持費では、委託料に市道の倒木処理費として3,000万円措置いたしております。目番号1住宅管理費では、需用費に市営住宅の修繕料として701万1,000円措置いたしております。  13ページ、款番号9消防費です。目番号1消防費では、需用費に消防詰所の修繕料として28万7,000円措置いたしました。
     次に款番号10教育費であります。目番号5教職員住宅費では、需用費に教職員住宅の修繕料として169万5,000円措置いたしました。同じく教育費で、小学校費の目番号1学校管理費では、需用費に校舎渡り廊下、温室などの教育施設修繕料として412万円、委託料に構内の倒木処理費として153万円措置いたしております。同じく教育費で、中学校費の目番号1学校管理費では、需用費に大口中央中グラウンドフェンス、菱刈中給食室屋根などの修繕料として624万円、委託料に校内の倒木処理費として190万円措置いたしております。  14ページであります。目番号11社会教育施設管理費では、需用費に山野西文化交流館、体育館などの社会教育施設の修繕料として394万1,000円措置いたしました。目番号4体育施設管理費では、需用費に湯之尾体育広場のネット、フェンスなどの修繕料として285万円措置いたしております。  次に款番号11災害復旧費です。役務費に道路河川災害復旧に対する作業員派遣費として200万円、使用料及び賃借料に機械リース代として100万円、原材料に補修用材料費として100万円を措置いたしております。  最後に、歳入でありますけれども、9ページをごらんください。  今回の台風災害の財源に財政調整基金を充当いたしております。財源について補足しますけれども、今回の台風では、公共施設に災害がありましたので、災害共済が適用される見込みであります。しかし、これから災害状況をまとめた上で保険会社のほうに報告し、査定を受けることになりますので、現段階での共済金額はわかっておりませんので、今回の補正6号には計上いたしておりません。  また、地方債で災害復旧債が活用できそうですが、これにつきましてもこれからの審査となりますので、現在のところ予算計上できない状況にあります。  また、特別交付税でも災害復旧に対する費用を見てくれますので、これらの歳入財源につきましては、今後、金額を確定した段階で補正措置していくことになります。  以上で説明を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。  ここで、議案の内容を精査し、質疑の発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。                △休  憩△(11時28分)                △再  開△(11時28分) ◯議長(丸田 和時議員)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  これから質疑を行います。  発言通告に基づき、11番 鶴田 公紀議員の質疑を許可します。  鶴田 公紀議員。 ◯11番(鶴田 公紀議員)   登  壇  皆さん、おはようございます。  本日の新聞に県民体育大会で、社会人ラグビーが35年ぶりに優勝したと写真入りで報道されていました。私もOBですので応援に行きましたが、すばらしい試合を見せてくれました。感動その一言に尽きると思いました。やはり伊佐はラグビーかなというような気もしたところでございます。  追加提案された補正予算(第6号)の台風15号関連について質問いたしますが、質問の前に、近ごろの議会で資料を持参していないので説明できないということが散見されますので、議員の発言通告関係書類は必ず議場に持参し、説明できる体制を整えることが必要ではないかと思っております。  また、答弁者は各行政機関の長であり、担当課長はあくまでも補足説明者であることを認識してほしいと思います。以前の議会、今、隈元市長が議員時代のころは、質問と答弁が食い違ったり、補足説明ができない等の場合は、議会軽視ではないかといって暫時休憩をとり、協議後に再開する場面が時々あったと記憶しております。市長、こんなこともありましたよね。今後、時には休憩をとるぐらいの活発な意見交換があってもいいかなと思っています。  それでは、発言通告に基づき発言してまいります。  まず、歳入についてお伺いします。  今回の補正予算は、台風災害の予算でありますので、先ほど財政課長が説明したとおり、交付税措置等の確定がないので、現段階では財政調整基金を充当したとの説明であります。充当繰入額1億7,272万2,000円でありますが、基金残高は幾らになっているのか、市長にお伺いして、1回目の質問といたします。 ◯市長(隈元 新君)  ただいま、年度末残高を53億7,291万6,000円と見ております。 ◯11番(鶴田 公紀議員)  こういう災害が出た場合に、やはり基金を取り崩して行わなければならないと思いますが、53億ということでございますので、災害がないことを祈るだけでございます。  それでは、次に、補正予算(第6号)のうち歳出についてお伺いしてまいります。  10ページの目番号7市有林管理費、節13委託料の180万円の業務委託とありますが、その内訳内容をお聞かせ願いたいと思います。財政課長の説明では、被害調査費ということでございますが、これはどこの会社等に委託されるのかお伺いいたします。  同じく10ページの目番号15交通安全対策費、節15工事請負費501万2,000円の土木工事はどこの工事になるのか、場所を具体的にお知らせいただきたいと思います。  それから、11ページの目番号2塵芥処理費の節12役務費5,200万円の手数料の内訳内容についてお尋ねいたします。  それから、同じく11ページの目3農業振興費、節19負担金補助及び交付金の2,500万円は、補助金としてむらづくり整備支援事業災害対策対応分とあるが、内訳内容についてお示しいただきたいと思います。財政課長の説明では、台風被害の被害復旧作業に対する自治会等の共同作業に対してというような説明でございましたけども、具体的にお示しをいただきたいと思います。  同じく11ページの目3林道費、節12役務費900万円は、手数料とあるが、その内訳等についてお聞かせ願いたいと思います。財政課長の説明では、林道の倒木処理に対する作業員派遣費というような説明でございましたけども、どこの会社で、作業員は何名ぐらいだったのかもお知らせいただきたいと思います。  次に、12ページの目4公園管理費、節13委託料450万円は、業務委託についてということでございますが、忠元公園内の倒木処理450万円ということでありますが、私が今、グラウンドゴルフをするときに見てみるんですが、枝は取り除かれておりますが、まだ根っこの部分は放置されておりますので、これまで含めての処理費なのかお伺いします。  そして、報道関係では100本とか言われておりますけど、実際には何本倒木したのか、恐らく正式に数えていらっしゃると思いますので、お知らせしていただきたいと思います。  同じく節の16原材料費100万円は工事材料とあるが、その内訳内容についてお伺いいたします。公園内の補修では生コン代だと思うんですが、場所がどこで、生コンを支給した場合に、どなたが作業されるのかお伺いいたします。  同じく12ページの目2道路維持費、節13委託料の3000万円の業務委託の内訳内容をお示しください。財政課長の説明では、市道の倒木処理として措置したという説明でありますけれども、具体的な路線及び倒木数並びに単価等の算定基準をお知らせください。  同じく目1住宅管理費、節11需用費701万1,000円の修繕料とありますけれども、この内訳をお知らせください。市営住宅の修繕、建築費等々ということでございますけれども、中身について具体的にお示しをいただきたいと思います。  それから、13ページの目1、項2小学校費でございます。目1学校管理費、節11需用費413万円、燃料費1万円、修繕料412万円、節12役務費4万5,000円、通信運搬費2万円、手数料2万5,000円、節13委託料153万円の業務委託とありますが、この中身についてお知らせいただきたいと思います。  それから、次に14ページの目1土木災害復旧費、節12役務費200万の手数料、節14使用料及び賃借料100万円の賃借料、節16原材料費の100万円の工事材料とありますけども、この内訳を詳細にお知らせいただきたいと思います。  一応、そこまでお尋ねいたしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 ◯林務課長(飯田 昭彦君)  市有林管理の委託料180万円の内容でございますけれども、これにつきましては、森林被害の被害調査に係る委託料でございまして、現地調査の費用とデータの確保と集積、図面の作成等の費用でございます。これにつきましては、データの処理ということもございますので、このデータを処理可能な専門業者による入札によって業者選定ということになります。額といたしましては、現地調査を40カ所で100万円、そしてデータの確保、集積、図面の作成費を80万円というふうに見込んでございます。  以上です。 ◯総務課長(寺師 良一君)  交通安全対策費について御説明いたします。  要求の中身につきましては、ミラー28件、ガードレール破損が1カ所です。ガードレールの破損は南浦の瓜之峰の地域でございます。今、立てかけてはございますけれども、実際、全体が倒れておりましたので、約80メートルくらいでございます。28個のミラーにつきましては、風により折れたり、ミラーが飛んでいったり、破損したりということでございますので、それを積算単価で見積もった額になります。  以上です。 ◯環境政策課長(牧山 光徳君)  塵芥処理費につきましては、先ほどございましたように、処理施設の処理費でございます。  計算の根拠でございますけれども、今回の災害につきましては、非常に台風の災害が広範囲でありまして、量的な予想が困難でありましたために、台風後、約1週間、処理施設に搬入されました量等をもとに積算をし、搬入量の多い順に金額を決定したような状態でございます。  内訳としましては、未来館の処理量が約110万円、それから、三宝保全の処理料に360万円、前田産業の倒木等の処理費に4,100万円を計画しております。  あと、搬入物に倒壊家屋等の処理困難物ということで、瓦の下のルーフィングとか耐火ボードが処理困難物ということになっておりますので、そちらのほうに200万円の割り当てをしているところでございます。  以上でございます。 ◯農政課長(永山 誠君)  農業振興費につきまして説明いたします。  今回、台風15号に対するむらづくり整備事業の特認事業といたしまして、集会施設の補修、それからごみステーションの補修、防犯灯の補修、集落道等の倒木の処分に対する助成を行うということで、予算としましては2,500万円を計上しております。  内容としましては、1件3万円ぐらいの防犯灯の修理から、50万円近くの風倒木処理の経費を見まして、助成費最高50万円までとしましたので、約平均25万円の100件という考えで2,500万円と計上しました。  以上です。 ◯林務課長(飯田 昭彦君)  林道費役務費900万円の内容でございますけれども、これにつきましては、林道47路線の風倒木処理にかかわる作業員の派遣手数料でございます。市内に五つの林業事業体がございますけれども、この事業体に依頼いたしまして、作業を行ってもらったところです。人数については、今、事業体のほうに整理をお願いしているところでございまして、1路線大体20万円を見込んで、900万円を計上してございます。  以上です。 ◯建設課長(末吉 年信君)  商工費からの予算算出の説明を申し上げます。  忠元公園の桜の被害といたしましては、125本を確認いたしております。125本が根倒しやら、幹から折れたりしたりして、被害を受けております。そのほかに十曽池公園でありますとか高隈山公園の樹木も被害を受けておりますので、それらの倒木の伐採でありますとか根の掘り出し、掘り出した後の埋め戻し、それから積み込み、運搬、処分費まで含んでおります。それに、忠元公園の場合には、芝生の張りかえも必要なところがありますので、そういったところを積算いたしまして、450万円ほど要求いたしております。  原材料の100万円につきましては、曽木の滝公園に遊歩道がございますが、遊歩道でありますとか階段の部分、土でできている部分が、今回の雨によりまして表土が流出しておりまして、ごつごつした状態であります。このままでは歩くのも困難ですし、また今後を考えますと、コンクリートで舗装をして復旧したほうがいいのではないかということで、そのための生コン代でございます。材料だけ支給すればいいかというお話でしたけれども、作業に当たっては主には公園作業班で作業いたしまして、不足する部分はまた業者さんから作業員さんを派遣していただいたりして、作業をする予定でございます。  土木費の道路維持費の委託料3,000万円でございますが、これは市道の五女木線など、多数の倒木災害を受けまして通行どめの区間がありました。これの倒木のための人件費でありますとか、積み込みのための機械借り上げ料、それからダンプ等による運搬、処分費等を見込みまして、1カ所当たり30万円ぐらいを見込みいたしまして、五女木線などのおおむね100カ所程度の箇所があるということで、3,000万を要求いたしたところでございます。  住宅費の需用費701万1,000円でございますが、これにつきましては、湯之尾団地、池田団地、西水流団地、これはそれぞれ倉庫が倒壊をいたしたり破損をいたしたりしたものですから、これらの補修、復旧並びに緑ヶ丘団地とか堂山住宅等の屋根瓦でありますとか壁の破損、それから郡山団地のフェンスの傾き、倒れなどの被害がございましたので、それら大小の補修箇所40カ所の費用として計上してございます。  災害復旧費の費用でございますけれども、手数料の200万円、使用料、賃借料の100万円、原材料の100万円につきましては、国庫補助の対象にならない小災害、国庫補助は60万以上が災害復旧事業の対象となりますけれども、そこまでに上がりつかない小災害が、日東線など10カ所程度の道路や河川がありますので、それらの復旧のための作業員さんの派遣手数料、これも1カ所当たり作業員さんを延べで25人の8,000円で計上いたしまして、箇所当たり20万、それから重機借り上げがバックホウを2日ほど頼むということで、1カ所当たり10万円と。それから、砕石でありますとか生コンであるとかという原材料で箇所当たり5立米程度ということで平均が10万円、それぞれ手数料を箇所当たり20万、重機を箇所当たり10万、原材料を箇所当たり10万ということで、合計の200万、100万、100万という積算をいたしたところです。  以上です。 ◯教育委員会総務課長(山下 和弘君)  お尋ねの小学校費について、予算の内容を説明いたします。  節の11需用費の燃料費1万円、節12の役務費、通信運搬費2万円及び手数料2万5,000円は、停電により、羽月北小学校の水道ポンプを復旧させるため発電機を持ち込みましたので、この燃料費、それから運搬費、接続の手数料でございます。  それから、修繕料の412万円につきましては、大口小、大口東小等の温室ガラスの破損修理など、10小学校、35件の修繕料です。  同じく節13委託料153万円につきましては、田中小学校ほか7小学校の風倒木処理費用であります。  以上です。 ◯11番(鶴田 公紀議員)  お聞きしますと、かなりの被害が出ているようでございますが、市有林管理費の180万円は専門業者に委託するというようなことでございますので、これはあくまでも専門業者でないとできないと思いますので、どのような調査をされるのかなと思っているんですけれども、これだけで足りるのかなというような気配もします。  それから、交通安全対策費はガードレール、ロードミラー、これはもう当然だと思います。  それから、塵芥処理費のですね。これは我々のところにきた公文、環境政策課の災害ごみ処理文書では、大口リサイクルプラザもあったんですけども、リサイクルプラザには持ち込みはゼロだったのかなと思っておりますけれども、後ほどお聞かせ願いたいと思います。やっぱり処理困難物等は、これは本当に大変だなと思います。確かに、私も前田産業に軽トラック1台持っていった経緯もあります。  それから、むらづくりも25万円の100件というようなことでございましたけども、これを一律25万円とされた基準というかそういうのがあったら、再度、お尋ねしたいと思います。  それから、林道費につきましては、事業体に委託ということですが、この事業体というのは、どことどことどこの事業体なのか、お聞かせ願いたいと思います。  それから、忠元公園の125本、報道じゃ100本ということでしたけども、125本も倒木があったというようなことですが、これは一般質問になるかな、今後の植栽の計画はどうされるのかな。そこら辺が、市がするのか、オーナー制度等を採用されて植栽されるのか、これは一般質問になるかなと思いますけども、お尋ねしてみたいと思います。  それから、曽木の滝の遊歩道の表土の流出で、公園作業班でやられるということですが、それで十分かなとは思っておりますけども、専門業者に何かお願いするとか、そういうことはないのかどうか、そこら辺を再度お聞かせ願いたいと思います。  それと、市営住宅の被害もかなりあったと思うんですが、老朽家屋が非常に多いようでありますので、これだけで終わるのかなというような気もいたしますので、再度、お尋ねします。  それから、小学校費の停電に伴う燃料代、それから通信運搬手数料とあるんですが、羽月北小学校は休校になっているんですけども、これは恐らく集落の方々がここから引いているのかなと思いましたので、そこら辺をまたお知らせ願いたいと思います。  それから、災害復旧費でございますが、60万円以下の単独災害ということで御説明ありましたが、60万円以上で災害査定を受けるような今回の土木災害等は出ていなかったのかお聞かせ願いたいと思います。  以上です。 ◯財政課長(有薗 良介君)  ごみ処理の関係で、リサイクルプラザの関係が出ましたけれども、御案内のとおりリサイクルプラザのほうに申し込みは可能というふうにしておりますけれども、あそこの施設は市の施設でございます。市が運営するということで、今の現予算の中で必要経費等は足りるだろうとみております。もし搬出量が多くて予算の中で対応できないという場合には、後ほどまた追加で補正ということになると思います。年度途中でしたので、今の予算で対応していくというふうにしております。 ◯林務課長(飯田 昭彦君)  市有林管理費の委託料についてですけれども、これにつきましては、上空から写真を撮りまして、そのデータを市の地図システムに落とし込んで面積を解析して、そして図面を作成していくという作業でございます。  あと、もう1点ですけれども、林道費の役務費についての五つの事業体でございますけれども、これにつきましては、伊佐森林組合、伊佐愛林、迫田興産、西林業、寺床興産の五つの事業体でございます。  以上です。 ◯農政課長(永山 誠君)  むらづくり事業の単価の基準はないかということでお尋ねでしたけども、一応基準はございません。先ほど申しましたが、防犯灯につきましては3万円ぐらいから補修が可能ですので、1件3万円、それから風倒木につきましては自治会の方も出ていらっしゃれば、その方の人件費なども見ますので最高50万円かなということで、平均25万円ということで計算しております。  以上です。
    伊佐PR課長(宇都宮 安照君)  それでは、忠元公園の桜の今後の植栽計画等についてということですので、御説明をいたします。  まず、125本倒木をしまして、今度の予算を可決をされますと、根を掘り上げて、一応更地にしていただくと、その後の植栽ということになりますけれども、これについては、今、日本花の会という会がございまして、桜の名所、あるいはこれから名所をつくりたいという団体等が申請すれば、これは確実ではありませんけれども、100本程度桜の苗を無償で提供していただけるというのがございましたので、ちょうど9月いっぱいが申請期間でございましたので、一応申請をしてございます。  ですから、100本いただけますと、これを125本のうちの100本はそれで埋まるということでございます。苗自体は1メートルから1.5メートルの小さな苗ということになりますけども、これまで桜のオーナー制度で植えてきた苗が七、八年木を根の部分をこもで巻いて忠元公園に植えた経緯がございまして、今回の台風でもおわかりのとおり、非常に根が張らずに、若木で倒れてしまったという現状もございますので、やはり小さな苗から育てたいなということで、その日本花の会のほうに申請したところでございます。  それともう一つ、やはり忠元公園はこれまで市民の方々が自主的に御寄附をなさったりして、これまで桜の名所100選をつくり上げてきておりますので、その意識の高い市民の方々からも、私たちも寄附をしますからぜひそういう制度をつくってくださいという御意見もいただいておりましたので、もう早速、いさ花の会、いさ花募金として、今度の10月の市報にまずそれを大々的に取り上げてございます。それをもとにですね残りの忠元公園の桜の植栽、そして忠元公園だけに限らず、いさ花募金としておりますので、募金が集まれば、この伊佐を花のまちにしていきたいなというふうに思っております。  一応計画としては以上でございます。 ◯建設課長(末吉 年信君)  曽木の滝のコンクリート舗装についてですけれども、専門業者でなくてよろしいかというお尋ねでしたが、今の公園作業班でおいでいただいている方々も色んな職種を経験されている方々がいらっしゃいまして、コンクリート舗装とか大工の仕事とかにたけた方々がいらっしゃいます。この方々と現場の打ち合わせを詳しくいたしまして、相談しながら判断をしたいと思いますが、この人たちで対応ができないような箇所については、また別途建設業者さんにお願いする場合もあるかと思います。  市営住宅の修繕料が足りるかという御質問でしたけれども、今回、倉庫が鉄板というかき製品でできた倉庫が倒れて使えなくなったというのが割と大きな被害でございまして、ほかの住宅につきましては、瓦のずれでありますとか、割れでありますとか、戸袋が壊れたとかいったことでございまして、割と小さ目の災害だと思っていますから、この金額で足りると思っております。  それから最後に、公共土木施設災害に該当するようなものはなかったのかということでしたけれども、今回、災害査定を受けるような被災はありませんでした。 ◯教育委員会総務課長(山下 和弘君)  先ほど、羽月北小のことをお尋ねになりましたが、議員がおっしゃいましたように、小学校だけでなく、周辺の集落にも送水をしております。同じように、今回、社会教育施設関連費のほうにも山野西文化交流館、元の山野西小学校跡ですけれども、ここの水道につきましても、周辺の方々に送水しておりますので、同様に予算措置をしております。 ◯11番(鶴田 公紀議員)  この自治会への25万円は、自治会長さんやむらづくりの方々への通達方法とか申請の方法はどうされたのか、わかっていたら教えていただきたいと思います。  それと、忠元公園の桜100本をもう申請済みということで、これは無償というとあれだけど、本当にありがたいことだなと思います。公園内の植え方は、やっぱりうまくバランスよく植えていただきたいと思います。やはり千本桜として、忠元公園は各地区からお見えになりますので、きれいになれば、見た感じがすばらしい景観になるような植栽をしていただければなと思います。ひとつよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。  最後になりますけども、今回の15号台風の罹災証明について伺ってみたいと思います。発行枚数やら被害の内容等がわかっていたら詳細にお知らせいただきたいと思います。 ◯議長(丸田 和時議員)  ここで、一般質問の途中でありますが、まだ先もありますので、昼食のため休憩とします。(「あと1分ぐらい。」と呼ぶ者あり……11番議員)まだ後がありますので。まだやりますからここで休憩をして、再開は午後1時からとします。よろしくお願いします。                △休  憩△(12時02分)                △再  開△(12時57分) ◯議長(丸田 和時議員)  休憩前に引き続き会議を再開し、質疑を続けます。 ◯農政課長(永山 誠君)  むらづくり整備事業の自治会への周知についての御質問でしたけども、8月の28日に環境政策課の文書と同封いたしまして自治会長さんへお知らせしております。 ◯総務課長(寺師 良一君)  罹災証明の発行枚数と、その内訳について御説明いたします。  9月25日現在、夕方までで締め切った数字で申しますと、全体で36件であります。その内訳といたしまして、住家、住んでらっしゃるお宅が21件、そのうち一部破損が19件、半壊が2件、非住家、住んでいない家なんですけれども15件、一部損壊が12件、半壊が1件、全壊が2件でございます。全壊2件につきましては、農機具倉庫、あるいは普通の倉庫でございました。  非住家の中では、特徴的なので申しますとガラスの温室、あるいは店舗等でございました。あとは店舗の品物が濡れてということで、証明を求めておられました。ほとんどが損害保険の請求のために使われる方々が請求されたと思っております。  以上です。 ◯11番(鶴田 公紀議員)  恐らく、今、おっしゃったように、損害保険の申請のための罹災証明の発行だったというふうに確認をさせていただきます。  最後になりますけども、9月11日の市長メールで総括質疑ゼロであったと議員を挑発するようなことがあったので、私個人、行政OBとして、あらゆる角度から勉強するとともに、資料収集して討論していきたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。議員の皆さんもお互い頑張っていきましょう。  終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  以上で、11番 鶴田 公紀議員の質疑を終わります。  次に、13番 柿木原 榮一議員の質疑を許可します。  柿木原 榮一議員。 ◯13番(柿木原 榮一議員)   登  壇  お疲れさまです。眠たいところでしょうけど、鶴田議員と同じような質問を出しておりますが、もう少し質疑をしてみます。  1億7,272万2,000円全額、財政調整基金の繰り入れということでされましたが、これは保険料とかいろいろ決まってから出てくるということですが、いつごろのまた補正になっていくでしょうか。また、保険料も掛け方並びに金額によってそれぞれ、また物によって違いますが、保険料はどのくらい、約でいいですので、何%ぐらい補償されるものかお伺いいたします。 ◯財政課長(有薗 良介君)  先ほど予算の説明で触れましたけれども、災害共済と地方債が活用できそうですので、これから申請をしまして査定を受けます。そして、事業完了後に再度計算によりまして、金額が確定してくると思いますのでその時点で、今の時点ではいつごろというのは申し上げられませんけれども、金額が定まった時点で補正予算で措置をしていくということになります。  それから、災害保険の金額についてですけれども、今申し上げましたとおり、これから申請をして査定を受けることになりますので、申請した案件そのものが、全てが該当するかどうかまだわかりませんので、金額そのものの算出が難しいところなんですけれども、支払い率の基準としましては、算定額の100分の50というふうになっておりますので、約2分の1程度は保険で該当するのかなと思います。  以上です。 ◯13番(柿木原 榮一議員)  台風としては高いほうですね、50というのはですね。我々のは農協のでしたけども、台風は出ても上限が13万ぐらい、そのようになっておりますが、できるだけかかるようにしてください。いろいろ森林とかそういうのによっては、まだ高いのもありますが。  それと、財産管理費27万7,000円、また遺家族等の援護費は16万円、それと公園管理費450万円、道路維持費3,000万円、学校管理費、小学校は153万と中学校は190万ですが、それに社会教育施設管理費が51万、体育施設管理費が90万として、委託料として業務委託が多いですが、理由は何なのかですね。オリンピック・パラリンピックの新国立競技場等で問題になっていますが、やっぱり執行部の中でも技術者というのがやっぱり必要になってくるのではなかろうかと思っております。言われるままの額になってしまう可能性も、今回の新国立競技場の問題でもなっております。また、職員も育ってこなくなってくるのではないかと思います。その点はどのようにお考えかお聞かせください。 ◯財政課長(有薗 良介君)  委託料につきましての質問でありますけれども、先ほど予算の説明をいたしましたので重複する部分がありますので、その部分については省略させていただきたいと思います。財産管理費、あるいは社会教育施設の管理費、体育施設の管理費は説明しておりませんでしたので、あえて申し上げますけれども、財産管理費につきましては、携帯電話基地局の送電路の支障木の伐採としまして27万7,000円、それから社会教育施設管理費につきましては、文化会館敷地内の倒木処理費に51万円、体育施設管理費につきましては、総合運動公園田中体育広場の倒木処理ということで90万円を措置をしているところであります。 ◯13番(柿木原 榮一議員)  今朝、配られましたこの6号の説明資料、並びに今言われたようなことで、大体はわかってまいりましたけども、職員も少なくなって少額の業務委託でも業務委託契約書を必ず結んで、確実に契約の履行をお願いしておきます。  15号台風のせいだと思いますが、やる場所と、補正が通ると緊急を要すると思いますがいつごろまで修繕ができるのか、また、近年繰り越しが多いのですが、お尋ねいたします。この項目だけで結構です。財産管理費15万円、遺家族等援護費3万3,000円、老人福祉総務費6万5,000円、公園管理費63万2,000円、住宅管理費701万1,000円、消防費28万7,000円、教職員住宅費169万5,000円、学校管理費412万円、それと社会教育施設管理費394万1,000円、体育施設管理費285万円ということで修繕料で出ておりますが、いつごろまでできるものかお答え願います。 ◯財政課長(有薗 良介君)  修繕料についてですけれども、先ほどこれも予算の説明の中で説明をいたしましたので、重複するものは省略させていただきたいと思います。  財産管理費につきましては、山野基幹集落センターの屋根の修繕でございます。15万円。遺家族等援護費につきましては、大口慰霊塔の灯籠の修繕に3万3,000円、老人福祉総務費については生活支援ハウスひしのみ苑の畳の交換に6万5,000円、公園管理費においては、十曽青少年旅行村のわらの家の壁の補修、楠本川渓流自然公園の五右衛門風呂の屋根の補修に63万2,000円となっております。  いつごろまでということでありますけれども、小さな修繕につきましては10月に早々完了すると思われます。数カ月要するものもありますけれども、目標としましては年度内完了というふうに考えております。繰り越しは考えておりません。 ◯13番(柿木原 榮一議員)  今年度で一応ということですが、今、台風が来ております。これが沖縄に近づいておりますが、81.1メートルの大型台風になっております。今だんだん台風とか自然災害というのは大きくなっておりますので、災害はいつ来るかわかりませんので、早い修理をしていただけるよう手配していただくようお願いいたします。  それと、4番目の質問になりますが、11災害復旧費の公共土木施設災害復旧費の土木災害復旧費、補正400万円の説明は、説明書といろいろ先ほどの鶴田議員の質問とで大体わかりましたけども、この手数料役務費の200万円は、人をやっぱり雇わなきゃならんということですが、どのような雇用体系になっているのか教えてください。 ◯建設課長(末吉 年信君)  先ほども御説明申し上げましたけれども、公共災害に該当しない小災害の箇所の災害復旧をするに当たりまして、建設業者に一応お願いはいたします。そこで、作業員としての従業員さんに出ていただいて、その派遣手数料というのをお支払いするという形になります。 ◯13番(柿木原 榮一議員)  派遣手数料ということで、200万円一応準備してあるんですね。できましたら、幾らか臨時雇用とかそういうのも使われてみたら、今、やっぱり仕事のない方々がおいでですので、そういう方々にも仕事を回していただければ幸いと思いますが、その点はどうでしょうか。 ◯建設課長(末吉 年信君)  被災箇所の復旧ということで、仕事、建設業に手なれた方々の業者さんをお願いして、作業員さんだけでなく重機での作業とか、また構造物のつくり方であるとかっていうのが出てきますので、やはり建設業の方にお願いしようということで考えております。 ◯13番(柿木原 榮一議員)  はい、わかりました。仕事のない方もおいででしょうし、また今からやっぱり職員の方々も育成していかなきゃなりませんので、できるだけ業務委託とかいうのはされずにしていただきたいと思います。  これで終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  以上で13番 柿木原 榮一議員の質疑を終わります。  ほかに発言通告がありませんので、質疑を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。  ただいま議題となっております「議案第80号」については、会議規則第37条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  異議なしと認めます。  したがって、ただいま申し上げました「議案第80号」については、委員会付託を省略することに決定しました。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから「議案第80号」について討論を行います。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  討論なしと認めます。  討論を終わります。 ◯議長(丸田 和時議員)  これから採決します。  本案は起立により採決します。  「議案第80号 平成27年度伊佐市一般会計補正予算(第6号)」を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。     (賛成者起立◯議長(丸田 和時議員)  起立多数です。  したがって、「議案第80号」は原案のとおり可決されました。 ◯議長(丸田 和時議員)  日程第22「議員派遣の件」を議題とします。  お諮りします。  お手元に配付しました別紙資料のとおり、会議規則第167条の規定により議員を派遣したいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)
     異議なしと認めます。  したがって、別紙資料のとおり派遣することに決定しました。 ◯議長(丸田 和時議員)  お諮りします。  ただいまの議員派遣については、派遣内容に変更が生じた場合は議長に一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  異議なしと認めます。  したがって、派遣内容に変更が生じた場合は議長に一任することに決定しました。 ◯議長(丸田 和時議員)  日程第23「閉会中の所管事務調査の件」を議題とします。  本件については、文教厚生委員長及び議会運営委員長から閉会中の所管事務調査の申し出があります。 ◯議長(丸田 和時議員)  お諮りします。  それぞれの委員長の申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(丸田 和時議員)  異議なしと認めます。  したがって、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 ◯議長(丸田 和時議員)  以上で、今期定例会は予定された議事の全てを終了しましたので、平成27年第3回伊佐市議会定例会はこれで閉会します。                △閉  会△(13時14分) このサイトの全ての著作権は伊佐市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Isa City Council, All rights reserved....